観たい!2021年2月編

劇場公開作は出てくるものの、まだ製作されていたことも知らなかったような作品ばかり。タミル映画【Master】のような大作の公開はまだありません。また公開日が発表されていても直前で中止になったりとまだ映画産業は安定していません。一方、OTT(オンライン配信)は配信開始が少なく一休みといったところ。

劇場公開
【Tuesdays And Fridays】(2月19日公開)
監督:タランヴィール・シン Taranveer Singh
出演:アンモール・ディッローン、ジャタレーカー・マルホートラ、ゾーヤー・モーラーニー

トレイラー

1980~90年代初めにかけて活躍した女優プーナム・ディッローンの息子アンモール・ディッローンのデビュー作。ヒロインには元ミス・インターナショナル代表のジャタレーカー・マルホートラ。平凡なラブストーリーに見えますが、いちおう制作はサンジャイ・リーラー・バンサーリー監督のプロダクション会社。

 

【Fauji Calling】(2月25日公開)

監督:アールヤーン・サクセーナー Aaryaan Saxena
出演:シャルマン・ジョーシー、ビディター・バーグ、ムグダー・ゴードセー、ザリーナー・ワハーブ

トレイラー

戦争物ですが戦闘が中心ではなく、兵士が出征して村に残された家族たちを描く作品のようです。村に残される母娘の母役に【Bahumoshai Bandookbaaz】(2017)のビディター・バーグ。シャルマンは夫ではないようですが、どのような関係なのでしょうか。

OTT
【The Girl on the Train】
(ネットフリックス、2月26日、『ミラ:ガール・オン・トレイン』)

監督:リブー・ダスグプタ Ribhu Dasgupta
出演:パリニーティ・チョープラー、アディティ・ラーオ・ハイダリー、キールティ・クルハーリー

トレイラー

 

英作家ポーラ・ホーキンズのスリラー小説『ガール・オン・ザ・トレイン』の映画化。同作はハリウッドで映画されているのでそのリメイクともいえます。パリニーティ・チョープラーがアルコール中毒の女性の役。ある日前夜の記憶がなく、その間にある女性を殺した疑いが持ち上がるという話。もう一人の女性の役にアディティ・ラーオ・ハイダリー、捜査官役にキールティ・クルハーリーの豪華キャスト。

【Kabaad – The Coin】(Voot, 2月13日配信開始)

監督:ヴァラドラージ・スワミー Varadraj Swami
出演:ヴィヴァーン・シャー、ゾーヤー・アフローズ

トレイラー

タイトルの「kabaad」は「廃品」の意味。廃品回収人の主人公がある物を回収したばかりに犯罪に巻き込まれるという巻き込まれ型スリラー。主演は【Happy New Year】(2014)などに出演があるヴィヴァーン・シャー。共演は子役出身のゾーヤー・アフローズ。