観たい!2021年1月編

劇場公開

【Ramprasad Ki Tehrvi】(1月1日公開)

監督:シーマー・パーフワー Seema Pahwa
出演:ナシールッディーン・シャー、ヴィナイ・パータク、ヴィクラント・マイシー、コーンコナー・セーン・シャルマー、マノージュ・パーフワー

トレイラー

人が亡くなると一族が集まって死後の14日間を喪に服してすごすヒンドゥー教の儀礼がタイトル。その間の家族ドラマをコメディタッチで描く作品。とにかく脇役(一部は主役も)で活躍俳優が大勢出演しています。このうちの1人も出演していない最近のヒンディー映画はないのでは?というくらいです。

 

【12 ‘o’ Clock】(1月7日公開)
監督:ラーム・ゴーパル・ヴァルマー Ram Gopal Varma
出演:ミトゥン・チャクラボルティ、フローラ・サイニー、マーナヴ・カウル、マルカンド・デーシュパンデー、アシーシュ・ヴィディヤールティ

トレイラー

RGVことラーム・ゴーパル・ヴァルマー監督のホラー。「ファクトリー」の異名を持つ監督作で、多作だけれども粗製乱造よりはちょっと上の作品が出てきます。本作もそんな感じでしょうか。

 

【Madam Chief Minister】(1月22日公開)
監督:スバシュ・カプール Subhash Kapoor
出演:リチャー・チャッダー、マーナヴ・カウル、アクシャイ・オベロイ、ソウラーブ・シュクラー

トレイラー

インドでChief Ministerというと州の首相のこと。活動家から州首相に上り詰めた女性の話。リチャー・チャッダーがショートカットにして演じます。【Jolly LLB】シリーズのスバシュ・カプール監督作品。ただし、本作はシリアス作品のようです。

 

OTT(オンライン配信)

【Nail Polish】(Zee5、1月1日配信開始)
監督:バグズ・バルガヴァ・クリシュナ Bugs Bhargava Krishna
出演:アルジュン・ラームパール、マーナヴ・カウル、アーナンド・ティワーリー

トレイラー

ウッタル・プラデーシュ州で5年間に38人もの移民の子供が猟奇的に殺害された事件の裁判を描くスリラー。アルジュン・ラームパールが事件で逮捕された有力者の弁護人を務める弁護士役。

 

【Kaagaz】(Zee5、1月7日配信開始)
監督:サティーシュ・コウシク Satish Kaushik
出演:パンカジ・トリパーティー

トレイラー

サルマーン・カーンの制作会社サルマーン・カーン・フィルムズの作品でコメディ俳優でもあるサティーシュ・コウシクが監督。パンカジ・トリパーティーが手違いで政府の記録上死んだことにされてしまう男の役で、「生き返る」ために奔走するというコメディです。

 

【The White Tiger】(ネットフリックス、1月22日配信開始)
監督:ラミン・バフラーニー Ramin Bahrani
出演:アダルシュ・ゴウラヴ、ラージクマール・ラーオ、プリヤンカー・チョープラー

トレイラー

ブッカー賞を受賞したアラヴィンダ・アディガの小説「The White Tiger(グローバリズム出づる処の殺人者より)」の映画化。貧困層出身の男が裕福な家庭の運転手などを経てのし上がっていきます。監督のラミン・バフラーニーはインデペンデント映画を作るアメリカ人監督で作品も印米合作となります。主役のアダルシュ・ゴウラヴは【Rukh】(2017)で印象的な演技をした若手俳優。プリヤンカー・チョープラーとラージクマール・ラーオは脇役です。

 

【Tribhanga】(1月15日配信開始)(『トリバンガ ~踊れ艶やかに~』)
監督:レーヌカー・シャハーネー Renuka Shahane
出演:カージョール、タンヴィー・アーズミー、ミティラー・パールカル

トレイラー

カージョールがシングルマザーの女優で、自身の母、娘3代の女性たちのドラマ。監督のレーヌカー・シャハーネーは女優で監督としてはマラーティー映画を1作撮っていますが、ヒンディー映画では本作が監督デビュー。娘の役に【Karwaan】(2018)、【Chopsticks】(2019)(『デュオ』)のミティラー・パールカル。